-
1
絶縁紙挿入
コアへの漏電防止の為、絶縁紙を挿入します。機械を使って作業しますが、場合によっては手作業でも行います。
-
2
巻線
磁界を発生させる為のコイルを巻きます。コイル形状は使用する巻枠によって変えることが出来ます。 2 本取りや異線径も対応可能です。
-
3
巻き落とし
コイル挿入をより早く楽にできる自動巻線機です。枠を代えることで、様々な大きさのコイルを巻くことが出来ます。
-
4
コイル挿入
巻線を手で掛ける方法や巻き落とし機から出来たコイルをセットする方法で、機械の圧力でコイルをコアに挿入します。場合によっては、巻線でできたコイルをコアに手作業で挿入することもできます。
-
5
仮成型
挿入したコイルの形を整えます。これにより作業性がUP します。
-
6
絶縁相間紙挿入
コイル層同士が触れ合わないように絶縁紙を挿入します。
-
7
結線( はんだ付け)
電源からの電流を流すリード線をはんだ付けします。熟練者の作業により、きっちりと付けていきます。
-
8
レーシング
コイルを縛り、形を整えます。機械による作業がほとんどですが、手作業で行う場合もあります。
-
9
本成型
製品の規格に合うよう、寸法を整えます。専用の機械や、樹脂の治具( 器) にて圧力をかけます。自社では、樹脂の器を自作しております。
-
10
目視検査
製品の外観に異常がないか、成型寸法は問題ないかの検査をします。
-
11
電気検査
抵抗値異常・レアショート・絶縁耐圧・回転方向などの検査をし、良品と不良品を振り分けます。
-
12
ワニス処理
絶縁ワニスをコーティングし、電気炉で乾燥させることで完成します。